地域に根差した店舗集客。姫路で愛される地域密着店舗のファンが産み出す事業効果

こんにちは!姫路を元気にするデザイナー、みうです!
突然ですが、あなたが「つい通ってしまうお店」や「毎回選んでしまう商品」ってありませんか?
それは“価格”や“便利さ”ではなく、「なんか好き」「信頼している」「あの人から買いたい」
――そんな“気持ち”があるからではないでしょうか。
姫路にも、そうやってファンに支えられて長く続いているお店があります。
たとえば、姫路駅名物の 「まねきのえきそば」。
昭和24年(1949年)に誕生し、今もなお地元の人にも観光客にも愛され続けています。
姫路で知らない人はいないですし、全国的にも有名な会社ですよね。
「どうすれば事業を長く続けられるのか?」と考えたとき、
必ず出てくるキーワードがあります。
それは―― ファンの存在。
なぜファンが必要なのか・・・。5つのメリットを紹介します!
最後に事例も紹介しますので、最後までご覧ください。
1. 価格競争に巻き込まれない
ファンは「安いから」ではなく「ここだから選ぶ」という基準で動きます。
多少価格が高くても「この人から買いたい」「このお店に行きたい」と思ってくれるので、値下げ競争に振り回されません。
2. リピートと口コミが生まれる
ファンは一度の購入で終わらず、繰り返し利用してくれる存在です。
さらに「ここ、本当にいいよ!」と友人や知人に紹介してくれるので、広告費をかけすぎなくても自然に広がっていきます。
3. 信頼が事業を守ってくれる
たとえば、予約フォームの不具合や、人気商品の一時的な品切れ。
イベント当日の急な雨など、予期せぬトラブルが起きたとしても——
普段から想いが伝わっていれば、ファンは「ここなら大丈夫」と信じてくれます。
SNSで応援の声を届けてくれたり、周りに理解を広めてくれたり。
信頼は、事業を守るいちばんの力になります。
4. 新しい挑戦を応援してくれる
時代に合わせて新しいサービスや商品を出すとき、ファンがいると「この人がやるなら試してみたい」とついてきてくれます。
ファンは、変化や挑戦を支えてくれる存在でもあります。
5. 内側にもファンがいる
長く続く事業は、社員やスタッフ自身も自社のファンになっています。
「ここで働けてうれしい」「このブランドをもっと広めたい」と思える文化が、外にいるお客様のファンをさらに増やしていきます。
ファンがいる事業は、価格競争に強く、安定したリピートや口コミが生まれ、挑戦も支えられます。
そして何より、「この人だから」と応援される事業は、長く続く力を持っています。
ファンを生み出すには? ― 今日からできる4つのステップ
今日からできる4ステップをご紹介しますね!
1. 「誰に届けたいか」を明確にする
ファンは“届けたい人を絞る”ことで生まれます。
まずは、「どんな人に共感してほしいか」「どんな価値観の人に喜ばれたいか」をはっきりさせましょう。
たとえば、
- 家族で過ごす時間を大切にしたい人
- 地元を盛り上げたい人
- 手づくりや本物志向のものが好きな人
理想のお客様像を具体的にイメージすると、発信の言葉やトーンも自然に統一されていきます。
2. 商品・サービスの“背景ストーリー”を伝える
ファンは「何を買うか」より「誰から買うか」で動きます。
商品の魅力だけでなく、
- なぜこの仕事を始めたのか
- どんな想いでつくっているのか
- どんな未来を叶えたいのか
この“背景”を丁寧に伝えることで、「あなたに共感して応援したい」という気持ちが生まれます。
3. ファンと“交流する場”を持つ
ファンを「お客様」として一方的に扱うのではなく、“仲間”として関わることが大切です。
方法はいくつもあります↓
- SNSでコメントに丁寧に返信する
- イベントやオンラインライブで交流する
- 限定企画やモニター参加で声を聞く
- クラウドファンディングなどでお客さんを巻き込む
小さくても「あなたの声を大切にしています」という姿勢が、信頼につながります。
4. 一貫した世界観をつくる
見た目・言葉・体験がバラバラだと、ファンは混乱してしまいます。
デザインや発信のトーンを統一し、世界観を育てることが大切です。
- ロゴや色、写真のトーンをそろえる
- 投稿やチラシの言葉づかいを一貫させる
- 「らしさ」を感じるデザインにする
ブランディングの目的は“覚えてもらうこと”。
「あの世界観が好き」「あの人らしい」と思われるほど、ファンは離れにくくなります。
ここで事例を2つ紹介します!
姫路の長く続く老舗企業「まねき食品」
序盤でもご紹介した、「まねき食品」長く愛される企業になったのはなぜか?あの“和風だし×中華麺”という独自スタイルを守りながら、冷凍食品や通販など新しい挑戦も取り入れています。
変わらない味と、時代に合わせた工夫の両立こそ、ファンに長く愛される理由です。
姫路のまちに学ぶ“巻き込み型ファン化事例”
姫路市では、市民と一緒にブランドを育てる取り組みとして
「住み続けたいひめじプロジェクト」が実施されました。
「姫路の未来をもっとワクワクするものに」という想いのもと、
市民が参加するワークショップ「ひめじ大会議」で意見を出し合い、
ブランドメッセージとロゴをみんなで考案。
最終的には市民投票で選ばれた
「住むほどに“好き”が深まる“姫”のまち」が誕生しました。
ロゴを“見せる”のではなく、一緒につくる”過程を大切にしたことで、
参加した人たちは自然と「応援者=ファン」に。
また、SNSを活用した #スキヒメプロジェクト では、
「姫路が好き」という気持ちをハッシュタグで共有する仕組みを導入し、
市民やお店、企業が一体となって発信する“共感の輪”が広がっています。
このように、想いを共有し、巻き込む仕組みをつくることが、
まちも、事業も、長く愛される力になっています。
最後に
ファンをつくることは、特別なスキルは必要ありません。
大事なのは、届けたい人との日々のやり取り、またそのやりとりの中で「共感」や「信頼」を積み重ねること が何よりの近道です。変わらない想いを持ち、時代に合わせて進化していく。
それが、姫路のまちで長く愛される事業の共通点でもあります。
