子ども運動教室のWebサイト制作

習い事選びは、保護者がスマホで検索して、見比べて、その日のうちに決めることが少なくありません。だからこそ教室のホームページには「かわいい」だけでなく、「見つけてもらえる」「迷わず予約できる」ことが求められます。

この記事では、イトハデザインが手がけた子ども向け運動教室のWebサイト制作について、企画・サイト設計・SEO・デザインの考え方を順番にご紹介します。習い事教室やスクールのホームページ制作を検討している方の参考になればうれしいです。

目次

制作概要

項目内容
クライアント子ども向け運動教室(※掲載用に名称・内容を変更)
対象3歳〜小学6年生のお子さまと保護者
エリア兵庫県姫路市(太子町・たつの市を含む商圏)
担当範囲企画/情報設計/SEO設計/UIデザイン/コーディング
対応スマホファースト/レスポンシブ(PC対応)
サンプルサイトhttps://itohadesign.com/works/

※守秘義務に配慮し、実際の制作内容をもとに、スクール名・料金・人物・保護者の声などを架空の内容に置き換えて掲載しています。

制作の背景:習い事選びはスマホで決まる

地域の習い事を探す保護者の多くは、家事や寝かしつけの合間にスマホで「姫路 習い事」などと検索します。InstagramやGoogleマップも見比べながら、気になった教室のサイトを数分で確認していきます。

その短い時間で「対象年齢・料金・場所」が分からなければ、そのまま他の教室へ移ってしまいます。そこで今回は「保護者がスマホで迷わず無料体験を予約できるサイト」をテーマに、企画から公開まで一貫して制作しました。

解決したかった4つの課題

制作にあたり、次の4つを課題として設定しました。

  1. 対象年齢・料金・場所を、保護者がすぐに確認できること
  2. 「運動が苦手な子でも大丈夫?」という不安を、予約前に解消できること
  3. 地域名で検索したときに見つけてもらえること
  4. 子ども向けらしい親しみやすさと、保護者が安心できる信頼感を両立すること

設計のポイント

デザインに入る前に、「誰が、どこから来て、何を確かめて予約するのか」を整理し、ページ構成と導線をFigmaで設計しました。

① 保護者の気持ちの流れに沿ったページ構成

「ここは何の教室?」→「うちの子のことだ」→「他と何が違う?」→「うちの子でも大丈夫?」→「体験してみよう」。保護者の気持ちが動くこの順番に合わせて、セクションを並べました。

  • 認知:ファーストビュー(対象年齢・エリア・無料体験を即提示)
  • 共感:保護者の悩み、コンセプト
  • 比較:選ばれる理由、クラス・料金
  • 不安解消:レッスン風景、コーチ紹介、保護者の声、体験の流れ、FAQ、アクセス
  • 行動:無料体験の予約

② 予約までの導線を最短にする

予約方法はLINE(メイン)とWebフォーム(サブ)の2つに絞りました。入力よりも「トークで送る」ほうが、忙しい保護者には気軽だと考えたためです。

予約ボタンは、ファーストビュー・料金のあと・保護者の声のあと・ページ最後の4か所に配置しました。スマホではファーストビューを過ぎると画面下に予約バーを常に表示し、どこを読んでいても1タップで予約できます。ボタンのそばには「無理な勧誘はありません」と添え、申し込みのハードルを下げています。

③ 地域で見つけてもらうためのSEO設計

検索キーワードを「地域」「年齢」「悩み」の3つの軸で整理し、それぞれを受け止めるページを決めました。

軸キーワード例受け止めるページ
地域姫路 運動教室/姫路 子ども 習い事トップページ
年齢幼児 運動教室 姫路/3歳 習い事年齢別のクラスページ
悩み運動 苦手 子ども/かけっこ 教室悩みセクション・コラム

デザインのポイント

デザインはムードボードをもとに、「子どもが楽しそう」と「保護者が安心できる」の両方が伝わるトーンを目指しました。

幾何学モチーフで「ちがうから、たのしい。」を表現

コンセプトは「ちがうから、たのしい。」です。得意な子も苦手な子も、違いがあるから一緒にいて楽しい。そんな想いを込めました。円・半円・三角・四角といった形の違う図形を組み合わせ、一人ひとり違う子どもたちが一緒に楽しむ様子と、運動のリズムを重ねています。写真はアーチ形や円形で切り抜き、図形と重なり合うように配置しました。

4色+アイボリーの温かい配色

マスタード・レッド・ブルー・グリーンの4色をメインに、背景はアイボリー、文字はブラウンでまとめました。鮮やかな色を使いながらも、白や黒を使わないことで、やさしく温かみのある印象にしています。

紙の質感と丸ゴシックで親しみやすく

ページ全体に、紙や版画のようなかすれた質感を重ねています。見出しは丸みのある太めのゴシック体、本文は読みやすいゴシック体にして、子どもにも保護者にも親しみやすいトーンに仕上げました。

制作の流れ

企画から公開まで、次の5つのステップで進めました。

  1. ヒアリング・資料の読み込み:教室の特徴、対象、商圏、ムードボードを確認
  2. マーケティング設計:ペルソナ、予約までの導線、キーワードを整理
  3. サイト構成・ワイヤーフレーム:Figmaでページ全体の構成と各セクションの役割を設計
  4. デザイン:スマホ版を先に作り、PC版へ展開
  5. コーディング・公開:スマホ・PC両方で動作を確認して公開

「かわいい」だけで終わらせないWeb制作

教室のホームページは、見た目のかわいさだけでは予約につながりません。「検索で見つけてもらえる」「知りたいことがすぐ分かる」「迷わず予約できる」。この3つを、保護者の目線で設計することが大切です。

イトハデザインでは、企画・サイト設計・SEO・デザイン・コーディングまで、一貫してお手伝いしています。習い事教室・スクール・地域のお店のホームページ制作をご検討の方は、お気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人

兵庫県姫路市出身・在住。
大学でインテリア建築デザインを学んだ後、地元信用金庫に入庫。10年勤務しデザイナーへ転身。

姫路を盛り上げる事業者を増やすため「姫路を元気にするデザイナー」として活動中。

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